上野風月堂について

History of Fugetsudo

1989 平成のおはなし

時代は平成へ。​

1988年(昭和63年)、上野風月堂はウィーン・ハプスブルク家の御用菓子商であったデメルと契約を結び、デメル・ジャパンを設立しました。​

平成に入り1989年(平成元年)に現在の新本社ビルが完成、さらに2010年(平成22年)には、江戸っ子企業が発信する新しい東京土産として「東京カラメリゼ」ブランドを発信しました。​

新ブランド「東京カラメリゼ」を発信​

2010年(平成22年)、上野風月堂は新たにカラメリゼ事業部を設立。長年ゴーフルで培ってきた技術を活かし、カリッと軽いウエハースと焦がし砂糖を組み合わせたカラメリゼシリーズの販売を開始しました。​

2010年(平成22年)「東京カラメリゼ」、2014年(平成26年)「東京カラメリゼ シューケット」、2019年(令和元年)「東京カラメリゼ ゴーフランタン」と新商品をリリース。生粋の江戸っ子企業である上野風月堂が生み出した“今までにない東京名物“として発信しています。​

ブランドの代表商品 東京カラメリゼ。​

東京カラメリゼ

東京カラメリゼ シューケット

東京カラメリゼ ゴーフランタン

上野風月堂 大住商店として​

2013年(平成25年)の春には、箱、包装紙、手提げ袋などパッケージ類を全面的にリニューアルしました。植物や動物をモチーフとした中に、「風月堂の扇に月」が散りばめられた包装紙が、上野風月堂商品の魅力をさらにアップさせることになりました。​

またブランドネームを「上野風月堂 大住商店」とし、新しいロゴマークを制定いたしました。​
「大住商店」の呼び名は、まさしく創業者・大住喜右衛門からの精神を引き継ぐ、という覚悟のあらわれです。また「新しいものを積極的に取り入れていく」という「風月堂の精神」の発信でもあります。​

リニューアルされた包装紙。美しい色彩の中に鳥や蝶、動物たち、そして白扇に月の風月堂のシンボルが配されている。​

新しい世代へ

2015年(平成27年)、初代大住喜右衛門から数えて八世代目にあたる大住佑介が社長に就任しました。
老舗の暖簾にあぐらをかくことなく、常に挑戦を続けるという思いから、「経営理念」、「四堂訓(行動指針)」を刷新。2017年(平成29年)には、創業270周年を記念して、本店を大規模リニューアルしました。